楽に生きる為のヒント集

【劣等感をなくしたい人必見!】スゴイ本で学んだ劣等感の克服方法を紹介!

ともちか
ともちか
こんにちは! ともちかです!

 

劣等感に悩んでいた僕を救ってくれたのは、
とある『スゴイ本』でした。

その本の名前は『嫌われる勇気』
ドラマにもなったそうです。

この本を読んだことで、
僕の中の「劣等感」への認識が180度変わり、
今ではうまく扱えるようになりました。

同じように、「劣等感を克服したい!」
と、強く思っている人に向けて
本書から一部を抜き出して紹介したいと思います。

劣等感を克服するヒントに、
そしてこの本のスゴさが少しでも伝わるように、
なるべく分かり易く、そして優しく解説していきます。

アドラー心理学とは?

まず、この本を紹介する際の欠かせない要素として、
「アドラー心理学」というものがあります。

アドラー心理学とは、
『アルフレッド・アドラー』という人によりつくられた心理学です。

聞き覚えがないかもしれませんが、
世界的には、ユングやフロイトと並び、
三大巨頭と言われるほど有名な人なんです。

アドラー心理学とは?
  • オーストリア出身の精神科医、心理学者のアルフレッド・アドラーが創設した心理学
  • 正式名称は個人心理学
  • 特徴は”すべての悩みは対人関係の悩み”としているところ
  • フロイトの「原因論」と反する考え方の「目的論」の立場をとっている

分かりやすく説明します。

例えば、結婚できずに悩んでいる人がいたとして……

「結婚できない原因は、子供の頃に両親が離婚したせい」
という過去の原因(トラウマ)があったとします。

そんな”過去が原因で今を変えることができない”
という考え方が「原因論」です。

 

例えば、

  • 「顔が悪いから恋人ができない」とか、
  • 「学歴が低いから成功できない」など。

これは一般的にも広く浸透している考え方ですよね。

「こんな体験をしたせいでAができない」
というような感じです。

ですが、アドラー心理学ではこういったことを
「見かけの因果律」という言葉を使って否定しています。

 

そんなアドラー心理学では「目的論」という考え方をします。

先ほどの例と同じく、結婚できずに悩んでいる人がいたとしたら、
その人には「結婚したくない」という目的がある
と考えます。

そのことを正当化させる手段として、
「両親の離婚」という理由を
引き合いにだしているのです。

 

つまり、両親の離婚が原因になって結婚できないのではなく、

何らかの理由で「結婚したくない」から、
両親の離婚を言い訳に「結婚しないこと」を正当化している
ということです。

 

「Aができない」のではなく「Aをしたくない」
目的論で考えるとこうなります。

この考え方が「劣等感の克服」に役立ちます。

とりあえず今は、「こういう考え方があるんだな~」
くらいに思っておけばOKです。

劣等感をなくしたい人へ『嫌われる勇気』から贈る言葉

”過去の原因が未来に影響を与える、

過去が変わらない限り未来は変えられない”

という、一般的に広く行われている考え方である、
フロイトの「原因論」

逆に、

”目的に沿って行動すれば未来は変えることができる”

というアドラーの「目的論」

 

「良い人生を送れそうだな」と感じるのはどちらの考え方でしょうか?

ただ、まだまだ「目的論」が具体的にはどういった考え方なのか
そこがまだハッキリしていないと思います。

ということで本題の、
「目的論を使った劣等感の克服方法」を本書から抜き出して、
その紹介と解説に移りたいと思います。

劣等感に苦しめられている人へ

同年代の人が活躍しているのに自分は何をやってるんだ……
友達が幸せそうにしているのを見ると、焦りを感じて素直に喜べない
平均より身長が低いのが悔しい、あと10センチ高ければ……!

 

こういったいわゆる「劣等感」に悩んでいる人はとても多いのだと思います。

本書では劣等感について、一部ですがこのように語っています。

(前略)ここで大切なのは、155センチメートルというわたしの身長が「劣等性」ではなかった、ということです。(中略)事実として、何かが欠けていたり、劣っていたりするわけではなかったのです。たしかに155センチメートルという身長は平均よりも低く、なおかつ客観的に測定された数字です。一見すると、劣等性に思えるでしょう。しかし問題は、その身長についてわたしがどのような意味付けをほどこすか、どのような価値を与えるか、なのです。(後略)

岸見一郎・古賀史健(2013). 嫌われる勇気 ダイヤモンド社

 

要約
  1. 身長が低いことに劣等感を感じるかもしれない。
  2. でもその理由は、自分が”低身長”という要素に
    「誰かより劣っている」という意味付けしかしていなかったから。
  3. ”低身長”には「人をくつろがせる」や「他者を威圧しない」、「素早く動ける」などのいろいろな価値が隠されているよ

 

 

つまり、視点を変えることが大切なんです。

 

例えを変えて、”低学歴”で悩んでいるとします。

一見すると「勉強ができない」という意味付けをしがちですが、
他にも「勉強の大切さを知っている」「伸びしろがある」
などの意味付けをすることもできます。

つまり、今あなたが感じている「劣等感」というものは、
その部分に「劣っている」という意味付けしかできていないんです。

大切なのは、周りと比べてどうこうではなく、
「自分でその要素にどんな意味付けをするのか」
ということです。

視点を変えましょう。
あなたが「劣っている」と感じている部分には、
いろいろな価値が隠されているはずです。

劣等感を言い訳にしてしまう人へ

スポーツで活躍しているあいつは、子供の頃から教育を受けられたから成功できている。自分はそうではなかったから成功できなかった。
自分が結婚できないのは、顔が悪いせい。整った顔だったら今頃結婚していた。

こんなふうに、
自分の理想通りにならないのは「人より劣っているせい」
と、劣等感を言い訳に使ってしまう人へ。

本書ではこの状態のことを
「劣等コンプレックス」と呼んでいます。

 

さらに、「劣等感」「劣等コンプレックス」は、
違うものだとも言っています。

(前略)劣等感それ自体は、別に悪いものではない。(中略)たとえば、学歴に劣等感を持っていたとしても、そこから「わたしは学歴が低い。だからこそ、他人の何倍も努力しよう」と決心するのだとしたら、むしろ望ましい話です。 一方の劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使いはじめた状態のことを指します。(後略)

岸見一郎・古賀史健(2013). 嫌われる勇気 ダイヤモンド社

 

「劣等感」とは、それをバネに目標を達成せんとする、
いわば「より努力するきっかけ」になり得るので、
間違った使い方をしなければ良いもの、と言っています。

例えば、「自分は勉強ができない。だから人よりも勉強しないと!」
というような感じですね。

 

一方の「劣等コンプレックス」とは

  • 「学歴が低いから成功できない」とか、
  • 「顔が悪いから結婚できない」など、

劣っていることを言い訳にしてしまう状態だと言っています。

 

「事実だし、別に間違ってはいない」と思う人もいるかもしれません。

たしかに、学歴が低ければ地位や名声を得る機会が少ないですし、
顔が整っていなければモテることは少ないです。

ですが、学歴が低くても成功することはできますし、
顔が整っていなくても結婚することはできます。

その事実から目を背けて「AだからBができない」と、
”努力をしなくて良い理由”を作り出して自分を納得させてしまうのが
「劣等コンプレックス」というものです。

 

こうした人の心理状態を目的論で考えると、
表では「成功したい!」と思っていても、
心の奥の奥では「成功したくない」と思っているのです。

  • 現実的な努力をしたくない
  • 挑戦するのが怖い
  • 趣味の時間を犠牲にしてまで成功したくない
  • 多少の不満があっても今のままでいた方が楽

こんな思いに心当たりはありませんか?

本当に成功したいと思っているのなら、
まずはこの事実を認めて、
現実的な努力をして成長していくことが必要です。

自分は人より劣っている……。
だからこそ、頑張らないと!

というように、劣等感とうまく付き合っていきましょう。

人と比べてしまうへ

劣等感で苦しみ、人と比べてしまう人へ。

先ほど、「劣等感は使い方を間違えなければ良いもの」
と言いましたが、付け加えることがあります。

それは、劣等感を抱く相手についてです。

劣等感を抱くべき相手は、
他人ではなく「理想の自分」に対してです。

(前略)健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。(中略)われわれは誰もが違っています。性別、年齢、知識、経験、外見、まったく同じ人間など、どこにもいません。他者との間に違いがあることは積極的に認めましょう。しかし、われわれは「同じではないけれど対等」なのです。(後略)

岸見一郎・古賀史健(2013). 嫌われる勇気 ダイヤモンド社

 

あの大学に合格できる理想の自分になるためには、もっと勉強を頑張らないと!
思い描いた未来の自分のように成功するには、まだまだ努力が足りていない!

 

このように、「理想の自分」に対して劣等感を持つことが
”健全な劣等感”だと本書でも語られています。

 

人間には上も下もありません。
真っ平らな地面に、一人ひとりが進むべき道を持っていて、
そこに向かって進んでいく。

横を見渡せば自分より前にいる人もいるし、
後ろにいる人もいます。

ですが、一人ひとりのゴールやスタートも違います。

つまり、他人と比べたところで、
なんにもならないんです。

もともとフェアではありません。

自分の道は自分で歩いて切り開いていくものです。
他人うしろをついて行っても、
同じ人になんてなれません。

あなたの道を進み続けた先にいる
「理想の自分」を思い描いて、
その人になれるように努力をすれば良いんです。

劣等感を抱く相手は、誰かではなく、
未来のあなたに対してです。

劣等感を克服する方法まとめ

これまでの「劣等感を克服する方法」をまとめます。

まとめ
  • 劣等感というものは、自分がその部分に「人よりも劣っている」という意味しか付けていないだけ
    ……視点を変えて隠された価値を見つけよう!
  • 「結婚できないのは顔のせい」のように、劣等感を言い訳に使ってしまう状態を「劣等コンプレックス」と呼ぶ
    ……努力をしなくて良い理由を作り出して自分を納得させずに、「顔が悪いんだったら他の部分で魅力的になろう!」と、劣等感をうまく使って現実的な努力をしよう!
  • 劣等感は、使い方さえ間違えなければ問題なし
    ……劣等感を抱く相手は、誰かではなくて「理想の自分」にしよう!

これまでの考えを忘れずに、
劣等感とうまく付き合っていきましょう!

考え方ひとつですべてが変わる

本書の内容を端的に表すと、
「考え方を矯正してくれる本」だと思います。

”考え方が変われば行動が変わり、行動が変われば人生が変わる”

そんな名言がありましたよね。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザーテレサの名言としてよく知られていますが、
諸説あるそうです。

 

それはとりあえず置いておくとして、
この言葉の意味は、”思考は運命になる”と、
つまりは、”考え方が人生そのものになる”ということです。

同じ物事が起こっても、
考え方、受け取り方が違うだけで、
まったくの別物になります。

今、いろいろなことに対して
ネガティブな考え方しかできないのなら、
まずは、考え方を変えましょう。

『嫌われる勇気』で劣等感を克服!

これまで紹介してきた考え方すべてが、
『嫌われる勇気』一冊から学んだものです。

ここで紹介したものはほんの一部で、
本編では劣等感についてまだまだ語られています。

さらに劣等感だけでなく、
承認欲求自己肯定、他人の価値観・自分の価値観などについても語られています。

劣等感について悩んでいる人、人生を変えたい人など、
他人との関わりで生じるほとんどの悩みに対して、
効果抜群です!

 

そして、この本の特徴はなんといっても、
会話形式であることです。

登場人物は、ギリシア哲学とアドラー心理学の見地から語る「哲人」と、
自分に自信が持てず劣等感の塊でいつも自己嫌悪に陥っている「青年」
この二人のみです。

この二人の会話で話が進んでいくので、
とても読みやすく、
まるで自分が哲人と会話しているような感覚を抱くほどです。

アドラー心理学やギリシア哲学と聞くと、
苦い顔をする人もいるかもしれませんが、
専門用語についてもきちんと説明してくれるのでスイスイ読むことができます。

さらに、疑問点もきちんと拾ってくれるので、
この記事をみて「むむむ……」と思った人にこそ、
読み切って欲しいと思います。

こんなかんじで紹介したい部分は山ほどありますが、
上げだしたらきりがないので、
この辺りにしておきます。

読む前と読んだ後、
別人になったんじゃないかと思うくらい、
本当に考え方が変わります!

本当にオススメですので、
読む価値大有りですよ!

ともちか
ともちか
この本、スゴイです……!